台湾ヒノキ


聴潮閣の主屋は台湾ヒノキ等の高級材を用いた木造2階建て入母屋造の近代和風建築です。

特に2階の天井は、台湾ヒノキ(幅80センチ、長さ790センチ)の1枚板で造られている。
また階段も通常の幅の2倍弱もあり、天井同様に台湾ヒノキの1枚板。
施主自ら、台湾に赴き、丸太のまま購入し、地元で製材し、ぬか袋でみがいたという。(ぬか袋で磨くと木目がわだち、つやがでる)

ヒノキのいのち(耐用年数)は管理が充分であれば、50年や100年の若木でも300年は大丈夫であり、樹齢1000年以上のものとなれば2000年はもつのだそうです。

聴潮閣は、日本建築の粋を極めた、まさに繁栄別府の象徴ですね。

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